2024年度駿台史学会賞受賞論文発表会のお知らせ
駿台史学会は、1951年に明治大学文学部の学生たちが自らの手で創設した学会です。70年以上の長きにわたって学会誌『駿台史学』を刊行すると同時に,年1回の大会を開催してきました。また,優秀な卒業論文,修士論文に対して「駿台史学会賞」を授与することで,研究活動を奨励する取り組みを続けてきました。
近年では,こうした取り組みの一環として,「駿台史学会賞」受賞論文の発表会を開催しています。かつては『駿台史学』誌上に論文の概要を掲載するばかりでしたが,これから卒業論文,修士論文を作成する皆さんにとって,実際の受賞論文は大いに参考になるはずです。学年を問わず参加を歓迎しますので,ぜひご参加ください。
なお今年度も,7月6日(土)にZoom会議形式でおこないます。
視聴希望者は下記のURLより申し込んでください。7月3日(水)までに,ミーティングID等をお知らせします。
参加登録用URL:https://forms.gle/695rJUG7q81UqwDB6
日時
7月6日(土) 13:00~16:30
※Zoom形式によるオンラインで実施
発表
※質疑応答は各報告につき10分を予定
13:00~13:40
山崎陽斗(西洋史学)
革新主義期ニューヨーク州刑務所改革と野球
―囚人による「自己統治」と「国民的スポーツ」の力学― (仮題)
13:40~14:20
清水愛斗(日本史学)
儀式次第から見た雷鳴陣実施の変遷
14:20~15:00
舘野栞菜(アジア史)
『事林広記』天文類の改訂について
15:00~15:10
休憩10分
15:10~15:50
桑村夏希(考古学)
関東地方の縄文時代晩期を中心とした
煮沸用土器の大きさと道具としての特質
15:50~16:30
菅原 至(地理学)
小笠原返還と新たな島嶼社会構築をめぐる実践
共催:明治大学文学部史学地理学科
ZOOM参加要領