第81号(1991年2月)西洋史特集号  
論説 林義勝 ウィスキーの反乱とワシントン政権―ペンシルヴェニア西
部農民の蒸留酒課税反対闘争―
1-39
論説 斎藤絅子 一三-一四世紀リエージュのぶどう酒商業 40-70
論説 三宅立 第一次世界大戦前のハンブルク労働者の世界(上)―
「規律化」・「労働者文化」と労働運動―
71-95
論説 阪東宏 ポーランド労働者階級の形成―地域・数および民族構成
96-144
論説 佐藤清隆 エリザベス朝・初期スチュアート朝イングランドの居酒屋
政策―王権の行政活動の検討を中心に―
145-175
論説 木下賢一 第二帝政期パリの労働運動と民衆運動―統計的研究の
試み―
176-190
論説 馬場恵二 スキステ街道(Schistê Hodos )―オイディプウス伝説と
中部ギリシア内陸・湾岸交通路―
191-211
論説 鈴木徳郎 国有ガレー商船の放棄―ヴェネツィア近世史の一側面― 212-227
       
第82号(1991年3月)    
論説 松崎つね子 戦国楚の木俑と鎮墓獣について 1-23
論説 阪東宏 ポーランド労働者階級の形成―地域・数および民族構成
―(続)
24-71
論説 三宅立 第一次世界大戦前のハンブルク労働者の世界(下)―
「規律化」・「労働者文化」と労働運動―
72-104
論説 黒沢浩 弥生時代における祭祀の重層性とその系譜―とくに近畿
地方を中心として―
105-130
研究ノート 長岡顯
松永登喜子
スペイン北西部ガリシア地方の農業事情 131-159
史料紹介 平野満 本草学史史料二種―『本草家番附』と岩崎灌園伝記史
料―
160-184
書評 長谷川誠夫 中嶋 敏著 『東洋史学論集―宋代史研究とその周辺』
第一部「貨幣と銅鉱業」を中心として
185-192
第83号(1991年10月)    
論説 太田浩司 湖北における奉公衆の動向―佐々木大原氏を中心とし
て―
1-44
書評 中島広顕 新野直吉・船木義勝著 『払田柵の研究』 45-49
書評 関和彦 瀧音能之編『律令国家の展開過程』 50-55
論説 梅本亨 低気圧の気候学的研究における空間スケールの問題点
―オホーツク海周辺域の低気圧活動を例として―
(1)-(25)
論説 木下賢一 第二帝政期パリの労働運動と民衆運動(続)―資料:人
名リスト―
(26)-(66)
       
第84号(1992年2月)特集・北関東における弥生文化  
論説 熊野正也 北関東地方西部弥生時代の山高地遺跡と石器 1-15
論説 若狭徹 北西関東における弥生土器の成立と展開 16-61
論説 平野進一 北関東の弥生時代周溝墓について 62-84
論説 青木和明 北関東弥生文化の特質―中部高地との比較から―(土
器様式構造からみた中部高地と北関東)
85-109
論説 青木和明 北関東弥生文化の特質―中部高地との比較から―(土
器様式構造からみた中部高地と北関東)
85-109
       
第85号(1992年3月)    
論説 栗林史子 法華八講に関する二,三の問題―『御堂関白記』を中心
に―
1-28
論説 寺内威太郎 柵門後市管見―初期の実態を中心に― 29-43
論説 小杉康 考古学用語小考(先土器・縄文-遺物編)―亀形土製品
は亀なのか―
44-100
報告 林義勝 アメリカ人の戦争観―湾岸戦争で考えたこと― 101-110
論説 保坂高殿 小プリーニウス『キリスト教書簡』(Ep.x,96)の理解のため
(1)-(26)
論説 加藤哲
杉原重夫
上総層群梅ケ瀬層の古地磁気層序―とくに鮮新世と更
新世の境界問題に関連して―
(27)-(68)
論説 加藤哲
杉原重夫
上総層群梅ケ瀬層の古地磁気層序―とくに鮮新世と更
新世の境界問題に関連して―
(27)-(68)
       
第86号(1992年10月)    
論説 中村英重 古代における氏の形態と構造 1-39
論説 中村英重 古代における氏の形態と構造 1-39
論説 寺内威太郎 団練使小考―李氏朝鮮の貢物輸送をめぐって― 40-53
論説 横山啓一 ドイツ陸軍再軍備1934―陸軍兵器局のヴィジョンとその
作用―
54-100
論説 安蒜政雄 砂川遺跡における遺跡の形成過程と石器製作の作業体
101-128
書評 福岡猛志 根本誠二著『奈良仏教と行基伝承の展開』 129-138
書評 富田矩正 斎藤絅子著『西欧中世慣習法文書の研究―「自由と自
治」をめぐる都市と農村―』
139-149
       
第87号(1993年1月)地理学特集号  
論説 石井素介 Significance of Paddy Rice Farming and Floodplain Land
Use for the Environmental Adaptation and Destruction
in Japan
(1)-(17)
論説 藤田直晴 「東京問題」への経済地理学的視角 (19)-(42)
論説 千葉徳爾 地理学史の一課題 (44)-(65)
論説 由井将雄 愛鷹火山の地形発達史 特異なテクトニクス場に位置す
る火山の成長
(67)-(92)
論説 長谷川裕彦 北アルプス南西部,秩父平周辺の氷河地形発達史 (94)-(113)
論説 小疇尚
岡沢修一
下川和夫
高橋伸幸
チョモランマ東面の氷河地形 (115)-(138)
       
第88号(1993年3月)    
論説 渡辺隆喜 大久保政権成立期の「府県会」 1-35
論説 林泉 五・六世紀新羅における山城築城について―三年山城
の城壁構造を中心に―
36-71
論説 遠山茂樹 中世イングランドにおける御料林制度(フォレスト・システム)―
国制史的観点よりみたその特質に関する二,三の考察
72-106
論説 三上徹也 縄文時代居住システムの一様相―中部・関東地方の中
期を中心として―
107-150
書評 岩田拓郎 パウサニアス著・馬場恵二訳『ギリシア案内記』(上)・
(下)
151-157
研究ノート 杉原重夫
増渕和夫
田原豊
叶内敦子
八丈島・八重根で発見された泥炭層の14C年代と古環境 (1)-(24)
研究ノート 松橋公治
富樫幸一
工業生産活動の地理情報システム化の試み (25)-(52)
       
第89号(1993年10月)    
論説 平野満 馬場佐十郎のロシア語書簡和解―ゴロヴニンヘ就学以
前―
1-32
論説 山根幸夫 「満州」建国大学再考 35-54
論説 古山夕城 ギリシア古代における塔建築と塔(pyrgos)をとりまく田園
社会―アッティカ・メガリス・キクラデス諸島を中心にして
57-119
論説 黒沢浩 宮ノ台式士器の成立―東海地方の櫛描文士器群の動
向から―
(1)-(28)
論説 梅本亨 風食微地形から推定したスピッツベルゲン島中央部アド
ベントダーレンにおける冬季の卓越風向
(31)-(56)
       
第90号(1994年1月)特集・村と地域と人々  
論説 木村礎 集落移動の話 1-38
論説 高島緑雄 橘樹郡の水利と摘田―谷田地帯における中世水田への
アプローチ―
40-73
論説 神崎彰利 後北条氏遺臣小考 76-97
論説 門前博之 近世村落における集落と耕地―寛文元年六月「下総国
猿島郡沓掛村御水帳写」にみる―
100-148
論説 平野満 村における医師の存在形態―近世後期の鳥取藩領を例
として―
150-181
論説 藤田昭造 大原幽学の教化活動と性学組織 184-212
論説 渡辺隆喜 地方官会議と地方民会 214-252
論説 鈴木秀幸 村の中の歌人―朝日商豆について― 254-294