第51号(1981年1月)特集・バルカン諸民族と国際政治  
論説 阪東宏 社会主義と民族問題―19世紀90年代の『曙光』
(Przedświt)を中心に―
1-46
論説 馬場恵二 ギリシア独立戦争と友愛会(フィリキ・エテリア)一蜂起前後の新
聞と友愛会檄文・布告―
47-106
論説 三宅立 チェトニク,パルチザンとドイツ第三帝国(1941年)―形成
期のユーゴスラヴィア・レジスタンスに関するノート―
107-182
論説 油井大三郎 解放ギリシャの暗転とアメリカ合衆国 183-243
       
第52号(1981年3月)    
論説 海野福寿 1930年代の文芸統制―松本学と文芸懇話会― 1-38
論説 石川日出志 三河・尾張における弥生文化の成立―水神平式土器の
成立過程について―
39-72
論説 宮田道昭 清末における外国貿易品流通機構の一考察―ギルドの
流通支配を中心として―
73-102
書評 岡野誠 島田正郎編『中国法制史料』第一輯 103-106
追悼 松崎つね子 青山公亮先生を悼んで 107-108
       
第53号(1981年7月)    
論説 糸曽義夫 十七世紀イギリスにおける科学革命と「ピュリタニズム―
科学説」
1-60
論説 藤田直晴 戦前日本における銀行網展開と地域再編成 61-89
研究ノート 武藤滋 中期アッシリア,ウガリトにおける買戻し権をめぐる諸問
90-104
書評 和泉清司 煎本増夫著『幕藩体制成立史の研究』 105-112
書評 寺内威太郎 旗田巍先生古稀記念会編『朝鮮歴史論集』上巻 113-122
書評 門前博之 芳賀登編『豪農古橋家の研究』 123-136
       
第54号(1981年12月)特集・水害の人文地理学  
論説 石井素介 災害論覚え書―社会地理学的視点からの一考察― 1-27
論説 千葉徳爾 宝永山噴火による降砂と酒匂川洪水 28-52
論説 山崎憲治 中川流域の水害と都市化地域における住民の対応形態 53-94
論説 横山秀司 水害常習地における水塚と土地利用景観―埼玉県北川
辺町の場合―
95-119
資料 原田敏治 水害研究文献目録 120-144
       
第55号(1982年3月)    
論説 松田孝 東京区部の工業の近年における変化 1-22
論説 遠山茂樹 12・3世紀イギリスにおける動産課税―地方徴税機構を
中心とする研究序説―
23-51
論説 角谷定俊 秦における青銅工業の一考察―工官を中心に― 52-86
論説 高島緑雄 荏原郡の水利と摘田(一)―谷田地帯における中世水田
へのアプローチ―
87-109
資料紹介 阪東宏 ポーランド1980年―ウッチの学生ストライキと政府との
『協定』について―
110-120
資料紹介 安蒜政雄 中国の石器―中国科学院・中国社会科学院寄贈の複製
標本について―
121-138
書評 田中充 木村礎著『近世の村』 139-146
書評 石川日出志 杉原荘介著『栃木県出流原における弥生時代の再葬墓
群』
146-148
追悼 石井素介 大岩川和正教授の逝去を悼む 157-159
       
第56号(1982年10月)特集・村落景観の史的復原―下総猿島地方  
巻頭言 木村礎 特集にあたって 1-4
論説 木村礎 『将門記』にみる集落と耕地 5-20
論説 原田信男 利根川中流河畔における村落景観復原の試み―下総
国猿島郡若林村の中世と近世―
21-50
論説 和泉清司 近世初期関東における新田開発―伊奈氏の開発を中
心に―
51-80
論説 吉田優 村絵図からみた近世村落の史的復原―茨城県猿島郡
五霞村の場合―
81-109
論説 橋本直子 近世猿島台地の開発とその後の変容―下総国猿島郡
浦向村を通して―
110-142
論説 門前博之 下総国猿島郡山村における墓制と民間信仰 143-172
論説 長命豊 下総国飯沼新田における耕地と集落の形成について 173-204
論説 高島緑雄 荏原郡の水利と摘田(二)―谷田地帯における中世水田
へのアプローチ―
205-231
書評 林英夫 木村礎編『大原幽学とその周辺』 232-238
       
第57号(1982年12月)    
論説 堀敏一 漢代の七科讁とその起源 1-27
論説 田村均 日立製作所傘下下請企業群の再編過程―日製茂原工
場の生産合理化の過程に即して―
28-70
研究動向 石原渉 日本における水底遺跡研究と水中考古学 72-97
書評 神崎彰利 和泉清司編『伊奈忠次文書集成』 98-105
       
第58号(1983年3月)    
論説 寺内威太郎 李氏朝鮮と清朝との辺市について(一)―会寧・慶源開
市を中心として―
1-24
論説 米村衛 北海道における先土器時代終末の様相 25-45
資料紹介 福田榮次郎 山門領近江国富永荘史料―『近江井口日吉神社文書』
について―
46-80
報告 小林三郎 ペルー紀行 81-100
       
第59号(1983年9月)    
論説 山形万里子 尾張藩陶器専売制度と美濃焼物の流通―取締役西浦
円治を中心に―
1-34
論説 寺内威太郎 李氏朝鮮と清朝との辺市について(二)―会寧・慶源開
市を中心として―
35-51
論説 羽田博昭 友愛会の急進化過程における知識人排斥問題 52-79
研究動向 木下賢一 19世紀パリ民衆の世界―ルイ・シュヴァリエの歴史人口
学的研究を中心に―
80-100
書評 後藤総一郎 原口清・海野福寿著『静岡県の百年』県民百年史 22 101-105
       
第60号(1984年2月)特集・日本細石器文化の研究II  
追悼 大塚初重 杉原荘介教授のご逝去を悼む 1-4
遺稿 杉原荘介 先土器時代研究上の2,3の問題 5-11
論説 戸沢充則 日本先土器時代文化研究の道標―杉原荘介教授の業
績とその学史的位置―
12-37
論説 加藤晋平 日本細石器文化の出現 38-56
論説 橘昌信 日本細石器文化の地域性 57-70
論説 織笠昭 細石器文化組成論 71-93
論説 辻本崇夫 細石器文化の遺構 94-117
論説 米村衛 日本細石器文化の終末 118-132
論説 安蒜政雄 日本の細石器文化 133-159
研究ノート 小杉康 物質的事象としての搬出・搬入,模倣製作 160-172