第31号(1972年9月)特集・村落と共同体  
論説 堀越正行 縄文時代の集落と共同組織―東京湾沿岸地域を例とし
て―
1-29
論説 小林三郎 土師時代集落把握への小考 30-39
論説 福田和憲 養老五年下総国葛飾郡大島郷の戸籍をめぐって 40-57
論説 煎本増夫 五人組と近世村落 58-88
論説 長岡顯 産地形成と村落組織―山形県朝日町摂待におけるホッ
プ集団栽培の事例―
89-127
論説 阪東宏 人民ポーランド農村の若い世代―人民ポーランド形成過
程の研究―
128-208
資料紹介 小川信雄 報徳社の発展過程―報徳社年次別設立件数について― 209-220
       
第32号(1973年3月)    
論説 小疇尚 北海道北部の化石周氷河現象 1-22
論説 安蒜政雄 関東地方における切出形石器を伴う石器文化の様相 23-65
論説 沢田勲 突厥第一王朝の内乱―グミリョフ「ビザンチン史料よりみ
た第一突厥王朝の大紛争」について―
66-90
論説 杉田英和 17世紀モスクワにおける社会状況と都市暴動 91-114
論説 鈴木秀幸 維新変革期の教育者―東総干潟地方を例に― 115-134
書評 伊東多三郎 明治大学内藤家文書研究会編『譜代藩の研究―譜代内
藤藩の藩政と藩領』
135-150
追悼 遠藤元男 渡辺保さんを偲んで 151-153
       
第33号(1973年9月)特集・民衆の運動  
論説 飯島端治 維新期における村方騒動の展開―相州高座郡羽鳥村の
小作騒動の場合―
1-32
論説 渡辺隆喜 下野中節社と自由民権運動 33-70
論説 阪東宏 人民ポーランド農村の若い世代(続)―人民ポーランド形
成過程の研究―
71-117
研究動向 西川素治 唐末五代の農民闘争―中国における唐末農民戦争の評
価をめぐって―
118-135
書評 内山雅生 里井彦七郎著『近代中国における民衆運動とその思想』 136-142
書評 長岡顯 高度経済成長期における農民運動の形態について―農
民組合創立五十周年記念祭実行委員会編『農民組合五
十年史』、鈴木文熹・染谷糸子著『地域・農業をめぐる二
つの道のたたかい』―
142-151
       
第34号(1974年3月)    
論説 杉原荘介 弥生式土器と土師式土器との境界 1-26
論説 吉武佳一郎 「初期藩政改革」の歴史的位置―加賀藩改作法の分析
を中心に―
27-70
論説 船岡誠 紫衣事件と沢庵宗彰 71-96
論説 長島弘道 首都圏の農地移動に関する一考察 97-116
論説 内河久平 宋初福州官荘に関する一考察―佃戸と国家権力との関
係をめぐって―
117-134
論説 糸曽義夫 Lord Herbert of CherberyのDeism―その歴史的意義― 135-154
       
第35号(1974年9月)岡山俊雄先生古稀記念地理学特集  
---   岡山俊雄先生の古稀を祝う 1-2
論説 石井素介 西ドイツにおける地域政策の展開 3-32
論説 下村彦一 桜島火山北東山麓の文明・安永両年間の溶岩流形 33-54
論説 小疇尚
杉原重夫
清水文健
宇都宮陽二朗
岩田修二
岡沢修一
白馬岳の地形学的研究 01-086
研究ノート 松田孝 ロスアンジェルスの工業 55-67
記録 岡山俊雄 明治大学文学部地理学教室の歩み―文科専門部史学
科・地理歴史科時代―
68-80
       
第36号(1975年3月)    
論説 福田榮次郎 山門領近江国富永荘の研究―中世後期における荘園の
支配とその様相―
1-40
論説 中嶋敏 蔡京の当十錢と蘇州錢法の獄 41-51
論説 岡倉登志 タンザニアにおけるマジマジ反乱(1905-1907)―原因・組
織とイデオロギー・経過・影響―
52-79
論説 江波戸昭
赤坂暢穂
樋口兼久
「納屋工場」の成立と変貌―岡谷市長地地区の場合― 80-102
資料紹介 杉原重夫 三浦半島における更新世後期テフラ示標層と地形面に
ついて
103-114
資料紹介 安蒜政雄 「岩宿報告」についての海外からの論評―ブリュイ氏とボ
ルド氏の考え―
115-122
書評 高島徹 杉原荘介・大塚初重編『土師式土器集成』 123-125
       
第37号(1975年9月)    
論説 油井大三郎 英米石油協定交渉と中近東 1-48
論説 海野福寿 遠州報徳主義の成立 49-77
論説 松沢正 綿織物産地における「構造改善事業」の展開―遠州・天
竜社を事例として―
78-121
論説 林正和 郭松齢事件と一日本人―守田福松医師の手記「郭ヲ諫メ
テ」について―
122-141
資料紹介 大塚初重 千葉県岩屋古墳の再検討 142-155
       
第38号(1976年3月)    
論説 神澤勇一 弥生時代,古墳時代および奈良時代の卜骨・卜甲につい
1-25
論説 馬場恵二 ミノア文明崩壊に関する「自然災害説」の再検討―アクロ
ティリ遺跡およびザクロス宮殿の発掘をめぐって―
26-66
論説 重近啓樹 中国古代の山川藪沢 67-99
論説 石井素介 現代西ドイツ農村の構造変化―ケルン・アーヘン平坦地
域ワイデスハイム村の調査から―
100-139
論説 福田榮次郎 江北荘園の在地動向をめぐって 140-165
書評 小口彦太 堀敏一著『均田制の研究―中国古代国家の土地政策と
土地所有制―』
166-175
書評 矢島國雄 杉原荘介・戸沢充則著『北海道白滝服部台における細石
器文化』
175-178
       
第39号(1976年9月)特集・農業水利  
論説 高島緑雄 近世的用水秩序の形成過程―近江伊香郡・浅井郡用水
の研究―
1-35
論説 武藤ふみ子 唐代敦煌の農田水利規定について 36-79
論説 伊藤憲子 甲府盆地金川右岸の土地利用と水利形態の変化 80-106
論説 島岡英輔 プロイセン改革期における軍制改革の一考察―一般兵
役義務制施行の問題を中心として―
107-142
書評 清水久男 大塚初重・小林三郎著『茨城県馬渡における埴輪製作
址』
143-149
       
第40号(1977年3月)    
論説 大塚初重 東国における発生期古墳の様相―とくに関東地方を中
心として―
1-35
論説 山川広司 ピュロス文書にみえる亜麻貢納・貢納免除について 36-59
論説 小川信雄 昭和恐慌下における「自力更生」と報徳社運動―静岡県
小笠郡土方村の場合―
60-91
研究ノート 長沢秀 常磐炭田における朝鮮人労働者について 92-121
研究動向 内山雅生 華北農村社会研究の成果と課題 122-140
書評 松崎つね子 谷川道雄著『中国中世社会と共同体』 141-149