2023 年度駿台史学会賞受賞論文発表会のお知らせ
駿台史学会は、1951年に明治大学文学部の学生たちが自らの手で創設した学会です。70年以上の長きにわたって学会誌『駿台史学』を刊行すると同時に,年1回の大会を開催してきました。また,優秀な卒業論文,修士論文に対して「駿台史学会賞」を授与することで,研究活動を奨励する取り組みを続けてきました。
近年では,こうした取り組みの一環として,「駿台史学会賞」受賞論文の発表会を開催しています。かつては『駿台史学』誌上に論文の概要を掲載するばかりでしたが,これから卒業論文,修士論文を作成する皆さんにとって,実際の受賞論文は大いに参考になるはずです。学年を問わず参加を歓迎しますので,ぜひご参加ください。
なお今年度も,7月1日(土)にZoom会議形式でおこないます。
視聴希望者は下記のURLより申し込んでください。6月30日(金)までに,ミーティングID等をお知らせします。
日時
7月1日(土) 13:00~17:25
※Zoom形式によるオンラインで実施
発表
※質疑応答は各報告につき10分
13:00~13:35
西村拓望
「セイラムの魔女狩り
―その勃発の原因と白熱化の要因を探る―」
13:35~14:10
清水聖也
「戦時下国民学校の実践教育
―教科教育における錬成とその変容―」
14:10~14:45
上島怜也
「オスマン帝国における国籍法の制定とその背景
―「オスマン臣民」の画定をめぐって―」
14:45~14:55
休憩10分
14:55~15:30
藤原大翔
「高麗時代の顕陵をめぐる「太祖信仰」の展開
―11世紀契丹侵略下の梓宮の移動に着目して―」
15:30~16:05
法正祐真
「ヴァイマル期ドイツの人種主義的反仏煽動
―ラインラント占領に伴う「黒い汚辱」プロパガンダを手掛かりに」
16:05~16:15
休憩10分
16:15~16:50
春日井杏乃
「後期旧石器時代後半期における狩猟採集民の移動形態
―関東平野『Ⅴ層・Ⅳ層下部段階』における石材構成の広域分析を通じて―」
16:50~17:25
長島薫平
「「デベロッパー景観」化する都市の現在
―不動産デベロッパーの歴史的展開と東京都心3区における景観の分析―」
ZOOM参加要領