2022 年度駿台史学会賞受賞論文発表会のお知らせ
駿台史学会は、1951年に明治大学文学部の学生たちが自らの手で創設した学会です。70年以上の長きにわたって学会誌『駿台史学』を刊行すると同時に,年1回の大会を開催してきました。また,優秀な卒業論文,修士論文に対して「駿台史学会賞」を授与することで,研究活動を奨励する取り組みを続けてきました。
近年では,こうした取り組みの一環として,「駿台史学会賞」受賞論文の発表会を開催しています。かつては『駿台史学』誌上に論文の概要を掲載するばかりでしたが,これから卒業論文,修士論文を作成する皆さんにとって,実際の受賞論文は大いに参考になるはずです。学年を問わず参加を歓迎しますので,ぜひご参加ください。
なお今年度は,コロナ禍のため6月25日にZoom会議形式でおこないます。
視聴希望者は下記のURLより申し込んでください。6月25日までに,ミーティングID等をお知らせします。
日時
6月25日(土) 13:00~17:30
※Zoom形式によるオンラインで実施
発表
※質疑応答は各報告につき10分
13:00~13:40
齊藤廉
「明治文化研究会における〈研究〉の位相
—『明治文化全集』を遠く離れて—」(仮題)
13:40~14:20
杉本晴
「青年将校運動における“同志的結束”と革新へのスタンス
─陸士33~39期の古参将校を中心に─」
14:20~15:00
宍戸遥弥
「「改革」対「反改革」でよいか?
―16世紀後半のサファヴィー朝後継者争いにおける国家体制の発現―」
15:00~15:10
休憩
15:10~15:50
直井大河
「Volksgemeinschaftの〈境界人〉のソシアビリテ
―20世紀ウィーンの「異文化婚」家族を例に―」(仮題)
15:50~16:30
小西竜世
「茨城県域における6・7世紀の坏・甕様式とその性質」
16:30~17:10
菅原至
「南大東島の文化の軌跡
―マルチルーツの孤島をめぐるポストコロニアル状況―」
ZOOM参加要領